港湾都市苫小牧

札幌から南へ車で1時間半の距離で、室蘭とともに北海道を代表する工業都市・港湾都市です。また、フェリーで北海道に来られる人たちには、小樽とともに上陸の都市です。

苫小牧(とまこまい)が全国区として知れ渡るようになったのは、近年では駒大苫小牧高校の夏の甲子園でした。
2004年と翌年連続して優勝し、2006年は準優勝。(もう昔の話となりました)

明治期から製紙業が発展し、今でも街の中心部に製紙工場があり「紙のまち」として知られており、空路で新千歳空港に着陸する際、工場に立つ紅白の煙突「王子の煙突」(おうじのえんとつ)が見れます。これが街のシンボルです。

高度成長期には東部に大規模工業基地が建設され、1984年には自動車部品製造工場が操業を開始。
また東部に石油コンビナートが多数林立し、民間と国家を合わせると国内最大の石油備蓄量です。