礼文島
礼文はアイヌ語で「沖の・島」を表す「レプンシㇼ(repun-sir)」と呼ばれ「レプン」に字を当てたもの
礼文島は稚内の西方60kmに位置する礼文郡礼文町にある島。

1846年(弘化3年) 陸奥国三厩村(現青森県)から移り住んだ柳谷万之助が尺忍(香深)に渡島漁場を開く。明治18年 小樽-利尻-礼文間に航路が開かれる。

「礼文島」は「日本の秘境100選」に選ばれています。稚内および利尻島との定期航路を運行しており、中心集落である香深(かふか)・船泊(ふなどまり)をはじめ島の東海岸・北部は比較的開けています。
島を縦断する道路は、東海岸にあり、西海岸は地形が険しく、西からの強い季節風が年中吹き付けて気候が厳しいため、高い木の生えない荒涼とした笹地が多い。 
最北部須古頓(スコトン)岬から西岸沿いを縦断するトレッキングコースが整備されています。冷涼な気候のため、最高峰の礼文岳(490m)から島の西半分にかけては高山植物が分布し、利尻礼文サロベツ国立公園にも指定されています。