国道275号は、札幌を起点とし終点がオホーツク浜頓別町になります。
北海道を縦に走る国道で314.2㎞あります。
毎年夏になるとツーリングライダーたちは浜頓別を目指して走ります。
それは、ライダーたちの聖地とも言える村道があるからです。

この村道はネットでも紹介されているのですが、やはり現場に立ってみなければ感動は生まれてきません。動画もありますが、直線8キロと言われても実感は湧かないものです。

日本一の直線道路は北海道の国道12号線の29.2㎞がありますが、こちらは美唄市から滝川市まで市街地を走るので別物です。

エサヌカ線は浜頓別の北部猿払村にある村道です。
国道275号の終点から国道238号に入り、猿払村に向かってすぐの右地点に小さな案内板があります。これを見逃すと村道に入れません。地元の人に聞いておいたほうが間違いないでしょう。

全長約16kmありますが、8㎞と4㎞の道が直線コースです。
道路沿いには看板や電柱がなく、牧草地のため高い建物は一切ありません。

村道とはいってもアスファルトですが、猿払村の人たちの車が通ることもありません。観光客の車が地平線の彼方に1~2台見える程度です。
この絶景ポイントはCMにも登場しています。
(旭化成・トヨタ自動車・いすゞ自動車などです)