旭川からオホーツクに向けて2時間で滝上町に到着します。今は無料の高速道路が浮島ICまであるので便利になりました。いつになるかは分かりませんが、札幌からオホーツクの紋別まで3時間で行ける時代が来るかもしれません。
滝上町といえば「芝ざくら」で有名ですが、最近は他の町でも取り組んでいるので競争が激しくなりました。

滝上町では芝ざくらに続く観光に取り組み「ハーブと錦仙峡を訪ねるみち」が「美しい日本の歩きたくなるみち500選」の認定を受けています。

市街地を流れる渚滑(しょこつ)川を称して「錦仙峡」(きんせんきょう)と呼んでいます。
渚滑川は、市街地中央付近で支流サクルー川と合流し、川幅が狭く急流となるため大小の滝を作っているのです。
そのため街の中央に大きな滝が3か所あります。
「洛陽の滝」「白亜の滝」「蚊竜の滝」と名付けられています。渓谷の両岸には遊歩道があり、春には清流に映える新緑、夏には木陰の涼、秋には紅葉、野鳥と出会えるバードウォッチングと四季を通じて楽しむことができます。

更に、滝上町が着眼したのが香りの植物(ミント生産日本一)による観光開発でした。4ヘクタールの敷地内には約200種類のハーブがあり、5月から10月にかけて様々なハーブや草花を楽しむことができます。
渚滑川の遊歩道に沿って探勝し、ハーブのやさしい香りをゆっくり散策できる5.4㎞のコースが人気になっています。