法華寺   
 

江差町には札幌から中山峠を越える230号で終点「せたな町」まで行き、小樽からの229号線に合流し終点が「江差追分会館前」に到着します。約6時間。    

江差は何度も訪れているのですが、行くたびに新しい発見をする町です。
法華寺もそのひとつでした。京都のように観光寺としての様はなく、日常の住まいとしてお寺が存在します。しかし、このお寺の創立は室町時代で、350年ほど前に上ノ国からこの場所に移転してきたものです。
中をのぞくと天井に描かれている「八方にらみの龍」は、日本文人画の第一人者池大稚の作といいます。普通のお寺に、普通のお上さんが現れて案内をしてくれるところに何故かほっとするものがあります。