新十津川駅は札沼線(学園都市線)の終着駅です。

昭和47年までは留萌本線の石狩沼田駅までの路線でした。
現在は当駅に乗り入れる列車は1往復だけで9時40分発が最終列車の駅として知られています。

函館本線桑園駅が始発駅で、沿線に北海道教育大学札幌校や北海道医療大学などがあることから学園都市線といわれています。
北海道医療大学駅 ~新十津川駅間は47.6キロあるのですが、この間が廃線になる予定です。

開拓記念館

新十津川町は、奈良県吉野郡十津川郷の人たちが作った村です。
明治22年8月奈良県吉野郡十津川郷一帯を襲った豪雨は死者168人、負傷者20人、流失・全半壊家屋610戸と村が壊滅するほどの大惨事でした。
人家や田畑を押し流され、生活の場を失った600戸2,489人は村を捨て移住の決意をします。
そうして、北海道に新天地を求めた人たちの村です。

新十津川町の旅(新十津川物語記念館)には、新十津川の歴史を書いています。