明治25年に当麻屯田兵村の兵屋建設が当麻中央部で行われ、翌年、広島・山口両県から101戸が先陣入植しました。(最終的には400戸)

當麻神社(当麻)

当時は永山村の一部で字トウマと呼ばれ原始の未開地でした。
屯田兵により開墾がはじまりましたが、その数年後から次第に一般入植者も入るようになりました。

明治33年にはそれまでの永山村から分村し、当麻村と改称されます。

明治27年、新潟出身の細野亀多六が永山村から公有地を買収し、細野農場を開き、宮城県から小作人を募集し開拓を進め、その後水田を造り灌漑設備も整え、昭和20年に農地開放を行い、農場としての歴史を終えています。

鍾乳洞の地図

北海道のほぼ中央に位置しており、「旭川市」から北東へ約15㎞、車で約30分の距離に位置しています。

米作のほか、ヨーロッパ原産の黒皮のスイカと日本産の縞皮のスイカを交配、改良された「でんすけスイカ」が特産品となっております。

 

 

当麻鍾乳洞

鍾乳洞入り口

昭和32年、開明地区の村有林内の石灰山で鍾乳洞が発見されました。

当麻石灰工業の今村勇が採掘中に発見したもので、貴重な資源であることから整備が行われ開洞。観光客施設です。
規模は、面積約1500㎡、全長約135m、高さ7~8m。

洞窟内部は5つの部屋に区切られ、それぞれが狭い通路で連結されています。
北海道指定天然記念物に指定。