町名の由来はアイヌ語で「大きい・野の出っ張り=川の湾曲」を意味する「ポロヌタ」、あるいは「大きい・野原」を意味する「ポロヌ」に由来すると考えられる。 

1878年(明治11年) – 天塩国に、幌延村、天塩村、沙流村が誕生。明治23年 – トイカンベツの天塩川沿いが御料地となる。明治31年 – 3戸13人居住。明治32年 – 下サロベツ原野に福井県団体15戸が入植する。本願寺、天塩、法華宗の各農場が設置される。この年を幌延町の開基とする

サロベツ原野は豊富町と幌延町の海岸線沿いに広がる湿原。独特の植生が豊富に見られることから、一部の区域は特にサロベツ原生花園と呼ばれることもあります。2005年にラムサール条約に登録されました。上サロベツ原野下サロベツ原野に分かれ、後者は利尻礼文サロベツ国立公園の特別保護地区であり、ペンケ沼、パンケ沼といった沼地が点在します。

幌延ビジターセンター
下サロベツ原野の長沼に隣接。サロベツを代表する動植物や湿原の成り立ちを解説するパネルや標本、写真を展示しています。また、近くには周辺の湿地や下記パンケ沼園地まで続く木道散策路と、原野と利尻富士を一望する展望塔も設置されています。