昨年の夏、早朝に伊達方面から「白鳥大橋」を渡りました。
室蘭湾に濃霧が入り込み町全体が幻想的な景色になっていました。

白鳥大橋は室蘭市にある国道37号(白鳥新道)の橋です。橋の名称は、室蘭港の別名「白鳥湾」から名づけられました

昭和30年(1955年)に、時の北海道開発局室蘭開発建設部初代部長が馬蹄形である室蘭の地形に発展の支障を覚え、港をひとまたぎする大橋を提唱しました。
当時は、夢の大橋といわれましたが、官民一体の運動が実を結び昭和56年に事業化が決まりました。昭和60年に工事が着工し平成10年(1998年)6月13日に開通しました。

橋は全長1,380m。東日本では最大の吊り橋です。通行料無料。
日本で初の風力発電を利用して、橋にライトアップ、イルミネーションが施されています。
橋を渡り降りて進むと「道の駅みたら室蘭」があります。工事の歩みや、貴重な資料などを展示する「白鳥大橋記念館」が併設されています。