キャベツ天丼

地名の由来は、アイヌ語の「ポロモイ(湾曲して緩やかに流れる所)」から「幌向(ほろむい)」と表記されていましたが、岩見沢市に同名の地名があって紛らわしいため町制施行の際に現在の「南幌」となりました。
明治19年に新潟県から10戸の入植があり、幌向原野に越後村を開きました。その後入植団体が相次ぎ、明治26年に宮城県から石川邦光が77戸250人余りを引き連れて入植し、石川部落をつくります。この年、岩見沢村・幌向(現南幌町)村、栗沢村が戸長役場となり、南幌町開基の年となりました。(写真は南幌名物)

開拓の歴史-それは同時に水との闘い
松浦武四郎が千歳川・夕張川を調査したことにより南幌町に初めて光があてられることになります。氾濫を繰り返す夕張川の治水にあたったのが、保原元二技師で明治43年から工事が完成するまでの27年間を夕張川治水事業に尽くしました

札幌市に近接する空知の南部に位置し、江別市、岩見沢市(旧栗沢町)、長沼町、北広島市と接しています。山も海も無い平野の農業の町です。長く過疎地域に指定されていたが、1990年代に札幌市のベッドタウン化が進み、人口が5,000人台から9,000人台まで急増しました。