風不死岳

千歳市の支笏湖にあるの第四紀火山で標高は1102.5mです。
「ふっぷし」という山名は、アイヌ語のフップ・ウシ(トドマツのあるところ)から由来した地名。
その名の通り、かつては見事なトドマツの純林に覆われていたが、1954年の洞爺丸台風で大量の風倒木を出し、往時の面影はありません。地質は安山岩質の成層火山で溶岩ドームを持っています。
支笏カルデラの後カルデラ火山です。

山麓には幅が極めて狭く深い峡谷がいくつもあり、そのひとつが苔の洞門です。