北海道の「最」が付く岬4か所

最北端 宗谷岬(そうやみさき)
日本最北端の岬ですから、やはり一番人気といっていいでしょう。ここまで来たら誰でも達成感を味わうことができます。しかし、かつては日本の最北端ではなく、更に樺太まで船がでておりました。この岬を訪れると歴史を学ぶことができる岬でもあります。

最南端 白神岬(しらかみみさき)
北海道最南端の岬です。津軽半島の竜飛岬まで19.2キロなので晴れておれば良く見ることができます。ただし、車でなければ行けませんので函館でレンタカーを借りなければなりません。岬の征服にはここを外すわけにはいきません。

最東端 納沙布岬(のさっぷみさき)
日本地図を見ると北方四島まで領土になっていますが、現在の日本ではこの岬が最東端となります。四島で一番近い歯舞群島の貝殻島まで3.7キロ、国後島は野付半島から16.0キロですから、岬からも肉眼で大きく見ることができます。納沙布岬灯台は明治7年8月15日に初点灯された北海道で最古の灯台となります。

最西端 尾花岬(おばなみさき)
北海道最西端の岬は日本海の久遠郡せたな町にあります。せたな町は2005年(平成17年)に瀬棚郡瀬棚町・北檜山町・久遠郡大成町の3つの町が合併して誕生した町です。尾花岬がある場所は旧大成町で2013年4月までは道路もありませんでした。道道740号が開削され岬付近を全長3,395mの太田トンネルが通過しています。岬には行けませんが、岬を遠くから見ることができる場所があります。それは、道道を更に南下すると「太田神社」があります。神社は山の上ですが、拝殿が地上にありますのでここから岬を見ることができます。

とても全部は紹介しきれないと思いますが、まずは小樽の高島岬からスタートします。
日本海を北上し宗谷岬を回ってオホーツクへ。日の出岬―知床岬を回り国後島を見ながら根室海峡を渡り納沙布岬で朝日を拝み太平洋に出ます。突風の襟裳岬、霧の室蘭から恵山を過ぎて津軽海峡を渡り白神岬から再度日本海を北上。積丹半島を回りいよいよゴールの小樽忍路半島を目指します。