函館市郊外にあるトラピスト会(厳律シトー修道会系の女子修道院)
日本最初の観想女子修道院です。
 
1898年(明治31年)フランスのトラピスチヌ修道院から派遣された8名の修道女によって設立されました。
その後1925年(大正14年)に失火で本館を焼失したが、翌年から再建に着手して1927年(昭和2年)に落成。
 
一度修道女となれば、壁内、囲い中のみの生活となり俗世から完全に隔離された世界に住むことになります。壁の外に出るのは、選挙などに限られます。
一生を神に捧げ、厳格な戒律に従い、共同生活に入ります。
祈り、読書、そして農作業などの労働が生活の中心となり、会話は必要最低限に限られ沈黙が義務づけられています。
朝3時30分起床。夜7時45分就床。
 

園内には、テレジア、ジャンヌダルク、天使ミカエルなどの聖像や資料館があり、道なりに牧歌的な草原が広がっており、売店があるので手造りのロザリオや菓子などを販売しています。