伊達市開拓記念館

 
宮尾登美子文学記念館の隣に「伊達市開拓記念館」があります。

伊達市は、明治3年に仙台藩一門亘理領主伊達邦成とその家臣達による集団移住によって開拓されたという特異な開拓の歴史を持つまちです。(写真は伊達邦成像)

開拓は私財をもって行われました。

美術品や家宝の多くは開拓資金して売り払われましたが、次代に伝えるべき貴重な品は残され、1958(昭和33)年に開拓記念館として開館し、現在に至っています。

記念館を含む広い庭園には約60種もの樹木があり、四季折々の市民の憩いの場として、また観光名所として多くの人が訪れます。
庭園内には重要文化財「旧三戸部家住宅」、市指定有形文化財「迎賓館」などがあります。