義経伝説 

(写真は、乙部の海です)

乙部町には、源義経が蝦夷地上陸した時の最初の地であるという伝説が残っています。
北海道には100を越える義経伝説があるのですが、最初に上陸したのは私の村と伝えられているのが一カ所ではありません。

乙部はそれがもっともらしく伝えられているので楽しくなります。

『その昔、九郎半官義経が兄頼朝の追討を逃れ、乙部に蝦夷地で最初の足跡を残しました。乙部には地名としてその逸話が刻まれています。乙部岳は義経の別名九郎半官から九郎岳、静御前を思いつつも越えなければならなかった峠は姫待峠と呼ばれています。え
また義経を追って乙部にたどり着いた静御前ですが、義経はすでに乙部岳を越え、2人は会うことが出来ませんでした。悲嘆にくれた静御前は、川に移った自分の姿を見て、もうこの世に生きながらえる望みも力も失ったと、その川に身を投げてしまいました。そしてこの川を姫川と呼ぶようになったのです』

乙部には「九郎岳」、「姫川」が存在するで真実味があります。