長万部駅

明治36年(1903)11月3日に森~熱郛間が開通されましたが、その時に長万部駅も開業されました。
この間は、延長48キロにわたる海岸線があるため多くの石垣工事を要し、また橋梁は32箇所、最長橋梁は石倉で、その延長は70.8メートルにおよびます。

本州への石炭供給路線となった室蘭本線・函館本線。

昭和19年、国内炭は年間5.500万トン生産され、その6割が北海道空知地方で生産されていました。
室蘭・小樽港からの石炭輸送が困難となり、函館・長万部・東室蘭・岩見沢間が強化されました。

昭和20年7月14日 空襲を受けた長万部機関区
新開発のD52形機関車の全車両が長万部機関区に配置されたいたので、空襲の標的となりました。
機銃掃射により2両のD52が破損、国鉄職員3名、一般人1名が死亡。

北海道空襲