山越内関所跡碑 ー 八雲町

二海郡八雲町山越に「山越内関所跡碑」があります。

碑文

山越内関所之跡
八雲町長 田仲孝一書

(裏)

寛永年間松前藩主、其の幕下を鎮定するため検察所を設け、次いで文化の初年、亀田の関所をこの地に移す。
昭和二十八年十一月建設 山越内青年団体協議会

 

松前藩時代に山越は関所がありました

山越内関所は、江戸時代の後期享和元年(1,801)、今の函館市の亀田から移設されたもので、文久元年(1,861)に廃止されるまで、日本最北の関所としてアイヌ民族が暮らす蝦夷地と和人地(日本民族が暮らす地)の境界として取り締まり(往来手形改め)を行っていた関所です。
しかし江戸時代末期蝦夷地開拓の障害になっているとされて関所も廃止され往来も自由になりました。
山越内関所跡は、JR山越駅はその山越内関所を再現したもので観光名所になっています。