鳥羽一郎「北斗船」歌碑 ー鹿部町

しかべ間歇泉公園に、鳥羽一郎の「北斗船ほくとぶね」の歌碑があります。
何故、鹿部に鳥羽一郎がと思うのですが、かつて鳥羽一郎の別荘が鹿部町にあった縁のようです。鳥羽一郎鹿部共和国なるイベントも開催されていたといいます。

別荘を購入したのは、北斗星の作詞をした星野哲郎先生の存在がきっかけで知内町出身の北島三郎の曲を何曲も作詞していたことから鹿部町主催のカラオケの夕べというイベントの審査員をしていて、鳥羽一郎さんも先生のご縁で審査員で来ていて鹿部町を気に入り、購入に至ったということです。

鳥羽一郎  作詞:星野哲郎  作曲:船村徹

みぞれまじりの しぶきを頭から
浴びて乗り出す 噴火湾
海は荒れても 行かねばならぬ
今年六十の お袋さんに
ハワイ旅行が させたくて

沖の仕事は あの娘にゃ見せられぬ
見せりゃ嫁コに きてくれぬ
ねじり鉢巻き 外した跡を
櫛でならして 酒飲むときは
右も 左も 恋仇

派手にとび散る 鱗を花にみて
波の谷間で 花見酒
北の漁師も たそがれどきは
柄に合わない 人恋しさが
ゴムの軍手を つき抜ける