宮川泰「銀色の道歌碑」ー紋別町

「銀色の道」は、1966年に発表されザ・ピーナッツとダークダックスとの競作となりました。塚田茂作詞・宮川泰作曲で作成されたこの楽曲は、NHKの『夢をあなたに』(『夢であいましょう』の後継番組)から誕生しました。

作曲者の宮川泰さんが、小学生のころ一時住んでいた道東の町、紋別市の住友金属鉱山鴻之舞鉱山(1973年閉山)で、土木技術者だった父親が建設に携わった専用軌道のレール跡の水たまりに月の光が映る姿を見て、これこそ銀色の道と確信。
2003年、紋別駅跡地と鴻之舞鉱山跡地に、閉山30周年を記念して「銀色の道」歌碑が建立。除幕式典には宮川泰さんが市民合唱団の合唱を指揮しました。

「銀色の道」

塚田茂作詞・宮川泰作曲

遠い遠い はるかな道は
冬の嵐が 吹いてるが
谷間の春は 花が咲いてる
ひとりひとり 今日もひとり
銀色の はるかな道

ひとりひとり はるかな道は
つらいだろうが 頑張ろう
苦しい坂も 止まればさがる
続く続く 明日(あした)も続く
銀色の はるかな道

続く続く はるかな道を
暗い夜空を 迷わずに
二人の星よ 照らしておくれ
近い近い 夜明けは近い
銀色の はるかな道

紋別町の旅 ガリンコ号