近文山国見の碑ー旭川市

石狩川の近文大橋に近い嵐山公園の一角に上川最古の「近文山国見の碑」が建っています。
明治18年、上川開拓に熱意を示していた岩村通俊は屯田兵本部長の永山武四郎とともに近文山に登り、上川原野を望みました。国見の名はそこに由来しています。「北京を上川におくの議」を内閣に建議しています。

上川離宮予定地(旭川市の現上川神社敷地内)

翌19年、初代北海道長官に任命された岩村は高さ1.4m、縦横23㎝の輝石安山岩を札幌から運ばせて建てました。

現在上川神社境内に、史蹟「上川離宮予定地」が建てられていますが、離宮そのものはうやむやになってしまいましたが上川神社に予定地が建っているのは、そもそも岩村と永山が「近文山国見」を行ったところから始まっています。