「座頭市」は1962年(昭和37年)の『座頭市物語』から89年(昭和64年)まで映画26本、TV100本が作られた勝新太郎人気映画です。

1) ”市さん”と呼ばれるその男は、飯岡助五郎の子分だった。
2) 盲目だが居合抜刀術の名手で、ある時宙に投げた酒徳利を、口を真ん中か
  ら底の方へ縦に真っ二つに斬り、このふたつのかけらを会わせると元の形に
  なった。
3) 中年の頃からの盲目らしく、物の色や難しい言葉も覚えていた。
4) 大の博打好きで、しかも勘が良く、賽の目を読んだら百遍に一度も間違わ
  なかった。
5) 大酒飲みだが、飲んで乱れたことはない。
6) おたねという貧乏漁師の娘と暮らしていた。
7) 笹川繁蔵を闇討ちにした助五郎のやり口に嫌気がさし、杯を返しておたね
  とどこかへ姿をけした。