北海道開拓(明治21年~明治30年)

写真は奈良県十津川村から現在の新十津川町に移住した村人を書いた本(全10巻)です。NHKで三回に分けて放映されました。

会社組織,農民団体 

明治20年代以降は、会社組織による起業的な移住や会社に類似した結社・団体移住自作農をめざす農民団体の移住が多くなりました。

最初から小作人を募集する小作農場の移住、そしてこれらの団体・組織員の補充をし、あるいは空白の土地をうめる個別の農民移住が主流となります。

これら移住の要因はほとんどの場合,貧困,生計困難でした。
また,震災や火災、洪水などの災害のために郷土を離れて北海道に移住してきた地域団体もあります。
その代表的な団体に十津川村がありました。

 
 
 
 
 
 

 

 十津川団体(明22,新十津川)奈良県十津川から
 三重県団体(明治26年,幌向) 三重県から
 石川県移民団体(明治28年,花畔) 石川県から
 江波団体(明治29年,音更) 富山県から
 加賀団体(明治30年,倶知安) 加賀から
 興復社(明治30年,十勝国豊頃村) 二宮尊徳の孫尊親,福島から