(年表) 1886年 明治19年<北海道庁設置>

初代長官岩村通俊の施政方針演説
「移住民を奨励保護するの道多しといえども,渡航費を給与して,内地無頼の徒を召募し,北海道をもって貧民の淵藪(えんそう)となす如きは,策のよろしき者にあらず。…自今以往は,貧民を植えずして富民を植えん。是を極言すれば,人民の移住を求めずして,資本の移住を是れ求めんと欲す。」 

直接保護から間接保護へ,内地資本の導入,内国植民地化
明治19年~同22年 北海道庁による植民地選定事業
明治19年「北海道土地払下規則」発布国有未開地の民間への払下げが実施された。原則として10年間無償で土地を希望者に貸与し,その後に払下げて所有権を与える。

1月26日     北海道の3県を廃止し北海道庁開設(長官は岩村通俊)  
4月9日     東京高等師範学校開設  
4月10日      師範学校令・小学校令・中学校令を公布する  
4月29日      商船学校、高等師範学校などの管制交付  
5月      根室郡東和田兵村 第二大隊第一中隊。220戸。
     上川仮道路(現在の国道12号線)開通
 
 
     南幌町に新潟県から10戸の入植があり、幌向原野に越後村を開
    きました。
     福井県出身の石川藤助が函館の湯の川に100度C以上の効能すぐ
     れた温泉を掘り当て湯治場を開く。
     幾春別炭坑が開坑し、以後石炭のまちとして栄えた。  
     赤心社、日高駒の育成始める。牧場を作り道産雌馬十数頭と南部
    産種雄馬を入れ、のち道庁からアルゼリー、トロッター両種馬の
    管理をまかされ、社員を真駒内種蓄場で技術を習得させ名馬日高
     駒の発祥
になった。
 
   
   
     江東小学校 江別町尋常小学校(明治25年)前身設立