明治13年<豊平館>

明治13年に現在の大通に面した場所に高級西洋ホテルとして開拓使が建造したものです。最初の利用者は明治天皇でした。
札幌行幸、1881年8月30日から9月2日までの4日間、行在所に用いました。

これによって開拓使は面目をほどこし、豊平館の格式もあがります。

以後要人の宿泊、祝賀会。各種大会に用いられました。

1958年(昭和33年)に今の中島公園に移設され、以後は市営の結婚式場として利用されていました。今は喫茶店もあり、コンサートなどのレンタルルームとして使われています。

国の重要文化財。内部の見学は無料。