明治7年 北海道で最古の灯台<納沙布岬灯台>
 
納沙布岬灯台(のさっぷみさきとうだい)は、根室市にある納沙布岬の突端に立つ白亜塔形の中型灯台です。

北方領土や南鳥島を除いた日本最東端の地に位置しており「日本の灯台50選」にも選ばれています。

「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による八角形の木造で、北海道の洋式灯台としては最初のものとなります。
 
ここと水晶島の間にある珸瑶瑁(ごようまい)水道は暗礁浅瀬が多く、航海の難所として恐れられていて、灯台の建設が求められていました。

明治7年8月15日に初点灯されました。