レンギョウ(連翹)

モクセイ科レンギョウ属の総称

中国原産種。

日本への渡来は古く、『出雲国風土記』や『延喜式』にもレンギョウの名前が見られます。

英名では「ゴールデンベルズ(金の鈴)」と呼ばれ、早春に鮮やかな黄色い花を枝いっぱいに咲かせます。庭や公園の生垣として利用されるほか、実は漢方薬にも利用され、日本では古くから栽培されてきました。

レンギョウは、2~4月に挿し木で数を増やすことができます。前の年に伸びた新しい枝を10~20cmの長さに切り取り、湿らせた赤玉土(小粒)や川砂に挿していきます。日当たりのよい場所で、土が乾かないよう水やりをして管理すると、すぐに根を生やして生長し、翌年の春には花を咲かせるようになります。

写真は私の家の裏にあったものです。成長がはやいので切ってしまいました。