名寄盆地(なよろぼんち)

写真は名寄盆地の「サンピラー」です。
北海道の内陸の町、名寄市ではサンピラーの名が付いた施設があります。サンピラー(太陽柱)に身近な町であることをPRしています。
サンピラーは、大気光学現象で、日出または日没時に地平線に対して垂直方向へ、太陽から炎のような形の光芒が見られる現象を言います。

名寄盆地は上川総合振興局北部(天塩国南東部)にあります。天塩川やその支流の剣淵川などの流域に広がる細長い盆地です。
北海道内陸部における稲作の最北限地で、冷害を受けることもあります。 
東西を北見山地と天塩山地に囲まれ、南端は北緯44度付近に位置する塩狩峠で上川盆地と隔てられますが、北西の天塩平野へは天塩川沿いに高地を通らず行けるのが特徴です。

JR宗谷本線が南北を縦断しており、2000年には道央自動車道が塩狩峠を越え、現在は士別剣淵ICまで延長されています。