北見盆地(きたみぼんち)

北見盆地は中央部を南西から北東に流れる本流である常呂川(ところがわ)と、
支流の訓子府川・無加川・仁頃川によって形成されました。

北見市は、オホーツク総合振興局管内にある市で、網走管内で最大の人口を抱え2006年(平成18年)には合併で道内8位の人口となりましたが、面積が広大なため人口密度は低いです。

西には大雪山、東には網走、知床半島、北にはサロマ湖、南には阿寒国立公園を望みます。

山→ 仁頃山 (829m) 、北見富士 (1291m) 、武華岳 (1759m)

河川→常呂川、訓子府川、無加川、仁頃川、小町川
湖沼 →サロマ湖、冨里湖(ダム)

 

 

気候

海岸部に位置する旧・常呂町の地域は、夏は22度、冬は-10度程度と季節ごとの温度差は比較的少ないのですが、近年の気象変化によりフェーン現象が多発。
冬季は流氷が接岸します。

それ以外の地域は盆地にあるため気候は寒暖差が激しく、夏は約35度、冬は約-20度以下に達します。
1月の平均気温は-8.8℃、平均最低気温は-14.5℃に達し、日本の主要都市部では最も冷え込みが厳しい。
しかし、近年の暖冬化により、-20℃以下に冷え込む日数は減少しています。
積雪量は北海道内としては少なく、年間降水量も日本の主要都市部では最も少ないのが特徴。
全国でも有数の日照率の高さを誇り、太陽エネルギーを利用した科学研究が盛んです。