八雲平野(やぐもへいや)

八雲平野は渡島半島の北部にあり、函館市と重工業都市室蘭市の中間に位置します。

東は内浦湾(噴火湾)、西は日本海に面し、北は長万部町、今金町、せたな町、南は森町、厚沢部町、乙部町と接しています。
2005年10月に、日本海側の熊石町と合併して、新しい八雲町ができました
太平洋と日本海にまたがる町として、楽しみもふえました。

面積は約956平方kmで渡島支庁管内最大の面積をもちます。
渡島山系をはさんで、東は遊楽部川、野田追川、落部川が流れ、西は相沼内川、見市川が流れており、農業・漁業ともに恵まれた立地です。

立岩公園

八雲町は、酪農の里としても有名ですが、サケの上る川、遊楽部川が作り出したのが八雲平野で、平野の中に取り残された立岩があります。
育成牧場からは、丸い噴火湾と、道南の山々が楽しめ噴火湾のパノラマが楽しめます。瀬棚層の貝化石、恐竜の卵のようなノジュール、硬い岩石もぐにゃりと曲げてしまう大地の巨大な力。八雲鉱山跡では、いろいろな鉱物を採集することができます。八雲はそんな風景の美しさと、大地の偉大さを感じさせてくれる土地です。