相泊岬(あいどまりみさき)

国道228号は道の駅を過ぎると一旦内陸に入り上ノ国町市街地を通り、すぐに海沿いに出て江差町に入ります。
上ノ国町の平地や海岸は少なく圧倒的に山岳地帯です。中世時代に和人が上陸して12の館を造り、その中で支配者となったのは上ノ国でした。当時は山岳が身を守る館には都合が良かったのでしょうが、江戸に入り商業が中心となると不利で、松前に館を移します。
そうして、ニシンの時代となると江差の町が繁栄を極めていくことになります。

相泊岬には相泊漁港ありますが、現在の江差町中心は少し先で鴎島になります。
しかし、ニシンが全盛であった時代はこちらの相泊岬の方が地の利があったのではないかと思われます。
この辺りは、今度江差に行った時に町役場で聞いてみたいと思います。