汐首岬(しおくびみさき)

亀田半島最南端の岬で、旧戸井町(現在は函館市汐首町)にあります。
国道278号は旧恵山町から旧戸井町に入りました。汐首の由来はアイヌ語のシリ・ポク(山・下の意)

西には函館山、東には恵山を望む景勝地です。更に、岬の先には津軽海峡を隔てて大間岬が見えます。距離にして約17.5キロ。
亀田半島最南端の岬で、北海道の中では最も本州に近い場所となります。当初青函トンネルはここからを計画していました。

汐首岬の沖は対馬、対馬海流から別れた津軽暖流が流れ、親潮(千島海流)とぶつかり、「中ノ汐」と呼ぶ複雑な潮流や海上気象を生む場所です。
海難対策で松前奉行は1808年に烽火台を設置するほどでした。

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