兜岬 (かぶとみさき)

同じ名の岬は泊村と神恵内村の境にもありました。
小樽市の西部、日本海に突き出した忍路おしょろ半島先端の左に突き出しているのが兜岬です。
兜岬を盾にして忍路湾になっており、湾の底にあたる部分は小さな漁港になっています。古くは鰊漁の拠点として栄えたところで、「忍路 高島およびもないが・・・」と江差追分の歌詞にもなった漁村です。
この歌は、漁で蝦夷地に入った男性を追ってついてきた女性の心境です。

私は、忍路半島が好きで何度か訪ねています。小さな半島ですが街並みがあり、古い歴史のある忍路神社も保存されています。
ここからの絵を何枚か描きました。2018年、新忍路トンネル(1,742m)が開削されたため国道229号からの景色は様変わりしました。

忍路