1839峰(いっぱーさんきゅうほう)

日高郡新ひだか町にある標高1,842 mの山です。
狩勝峠から襟裳岬に至る南北30キロの日高山脈の山々に、アイヌの人たちは美しい響きの山名を付けましたが、この1839峰は里からも見えないこともあって名前がありませんでした。

古くから登山者の間では「いっぱさんきゅう」「いちばーさんきゅー」などと、数字の語呂合わせてで呼ばれ、人気の山の一つとなっていました。
国土地理院も平成3年、「いっぱさんきゅうほう」を山名として正式に認め、地形図に掲載しました。
ただし、標高は修正測量の結果、1842mと高くなりました。