ピヤシリ山

名寄市の北東、道北の大河天塩川沿いにそびえる山です。北見山地の天塩岳、ウェンシリ岳より更に北に位置する標高987.1mの山で、飛鏃岳(ぴやしりだけ)などとも表記されます。

山の名は、アイヌ語のピッ・シリ(石の・山)、あるいはピラ・シリ(崖の・山)からきたものではないかと言われています。

山頂近くに位置するピヤシリ湿原、4kmほど北の松山湿原は日本最北の高層湿原であり、稀少な植物の群落を見ることができるといいます。

ピヤシリ山の西麓にある674mの九度山は、南斜面が名寄ピヤシリスキー場となっており、北海道有数の厳寒地帯にあり雪質の良いことで知られ、多くのスキー客が訪れます。