チロロ岳

日高山脈北部に位置するチロロ岳は標高1879.9mあります。
日高側に流れる千呂露川上流にあるためにつけられた名です。しかし、チロロの語源については解明されていません。
チロロという響きのよい名はアイヌ語のようですが、松浦武四郎の記録によると「ここへ行く時は、いつでも、獣も鳥も魚も多くいて、面白きより名付けしものなり」とあります。

高山植物に覆われ、7月に入ると花の咲き乱れる花園になるといいます。
西峰は超塩基性カンラン岩帯で、カトウハコベなどの珍しい花が生育します。