昆布岳(こんぶだけ)

昆布岳(標高1,045.1m)は虻田郡豊浦町と虻田郡ニセコ町とにまたがり、ニセコ連峰の南、尻別川を挟んで対峙する独立峰的な山です。
山頂部分が突出しているため、どこから眺めても印象的なのですぐに分かります。

ユニークな名前ですが、大津波でこの付近に昆布が引っ掛かったという言い伝えからという説があります。
アイヌ語では「コンポ・ヌプリ」(小さなコブ山)を意味し、漢字表記は当て字で、昔は混保岳と当て字されていたといいます

標高は1000mですが、山麓の広がりは羊蹄山を上回ります。これが良く分かるのは留寿都の橇負山(715.1m)山頂からでした。