小漁山(こいざりやま)

この山の近くに漁岳(いざりだけ)があります。恵庭市と千歳市と札幌市の接点にあたる山で標高1,318 mの山です。この山を水源としているのが漁川(いざりがわ)で恵庭市を流れています。いざり」の語源はアイヌ語で「サケ・マスの産卵する川」を意味し、イチャンコッペのイチャンがイザリと訛り「漁」の字が当てられたといいます。東側に同名の山「イチャンコッペ山」があります。

小漁山は千歳市奥潭にある標高1235.2mの山です。
札幌から国道453号で支笏湖に向かうと、オコタンペ湖に右折する手前で左に「イチャンコッペ山」右手に「漁岳」更にその西側に「小漁山」といった位置関係になります。

札幌を流れる「豊平川」の解説によると、豊平川の水源は「支笏湖の北西,小漁(こいざり)山、西麓に源を発し,札幌市内を貫流して石狩川に注ぐ川」とありました。