雄阿寒岳(おあかんだけ)

雄阿寒岳(標高1370.5m)は、釧路市阿寒町にあります。
阿寒湖を囲むように、ピンネシリ(男山・雄阿寒岳)と、マチネシリ(女山・雌阿寒岳)が並んでいます。

雌阿寒岳は今なお噴煙を上げ赤茶けた山肌をさらしていますが、雄阿寒岳は円錐形の原生林に覆われ山ですが、一部亀裂痕があるのは1993年1月15日の釧路沖地震(マグニチュード7.5)で裂けたものです。

麓にはマリモの生育する阿寒湖と阿寒湖畔温泉街が広がっています。

松浦武四郎の「久摺日誌」(1858年)に、仰げば雌岳・・、湖中を隔て雄岳を臨む、とあります。