ソエマツ岳

広尾郡大樹町と浦河郡浦河町とにまたがり標高1,625 mの山です。日高山脈南部にあり、日高山脈襟裳国定公園に属しています。

神威岳およびピリカヌプリとともに南日高三山と総称されており、あたかもヒマラヤヒダを纏っているかのごとく荘厳な山容です。
山名の由来は峻険なソエマツ沢の源頭にあることから来ており、「ソエマツ」とはアイヌ語で「滝がそこにある川」を意味する「ソエマップ」が転訛したものといいます。

南日高三山の1つですが道はなく、山名の由来である南面のソエマツ沢は険悪な様相で神威岳との間の尾根も、細い岩稜をまじえて、容易に人を寄せつけない感じの山です。