三角山(さんかくやま)

三角山と名の付く山は北海道18山あります。
この山は名寄市と下川町の境界のパンケ越峠の近くにある標高346mの山です。

次のような面白い説がありました。
「三角山で初めてスキーを行った人物は、1908年、東北帝国大学農科大学の講師としてスイスから日本に訪れていたハンス・コラーである。このことからスキーが普及し始めた1920年代には、テオドール・エードラー・フォン・レルヒが日本国内で初めてスキー指導を行った新潟県の高田と、三角山を擁する札幌との間で「日本のスキー発祥の地」を争うに至った。最終的には、全日本スキー連盟初代会長の稲田昌植より「コラーは滑ってみせたかも知れないが、レルヒのように技術は教えなかった。日本でスキーが根付いたのは高田である」という意見が出され、これが定着。結果的に三角山は日本におけるスキー発祥の地の座を逃した。」