鷲峻岳(しすんやま)

この山は新十津川町吉野地区の奥にある標高505mの山です。
低山ながら、東側からの端正に尖った山容が目に付くといいます。
高速道路の深川付近や国道275号線の雨竜方面からは北斎の富嶽36景「甲州 石班沢」に登場する裾野が霞んだ富士をイメージさせるというので、是非拝見したもものです。

山名の由来は、アイヌ語の「シュシュウンナイ」(柳が群生する川)が語源の「士寸川」の源流部に位置するのではと言われており、鷲が羽を広げたような急峻な山ということから「鷲峻」の漢字を当てた説がありました。