糸魚岳(いといだけ)

糸魚岳は岩尾内湖の北西にある標高914.4mの山です。
士別市旧朝日町地区に位置し、南側に切れ落ちる特徴ある山容であるため、この付近では最も目立つ存在となっています。

「糸魚」とはアイヌ語でチライ・カリ・ベツ(イトウが通う沢)を和訳した山名の説があります。
釧路地方には糸魚沢(いといざわ)という地名があり、こちらも「チライ・カリ・ペッ」(イトウの通う川)の和訳地名とのことです。

東大内部山もチョウザメからの由来ですから、糸魚岳も天塩川にイトヨかイトウが多くいたのでしょう。

写真は岩尾内展望台からの眺めです。