ニペソツ山

ニペソツ山は糠平温泉の北西部に聳える北海道きっての鋭鋒といえるでしょう。
大雪山系の核心部と平行に走る東側の峰々を東大雪と称し、その最高峰が標高2,013 mのニペソツ山です。

山頂から南北に延びる稜線は、新得町と上士幌町の境界にもなっており2,000mを超える山としては国内で最も東に位置します。
なだらかな山容が多い大雪山では珍しく、頂上から鋭く切り落ちた岩壁が魅力です。

山の名は、「シナノキ(の樹皮)・多い」を意味するアイヌ語のニペシ・オツに由来します。

ニペソツ山

三国峠からのニペソツ山(上士幌町)