北戸蔦別岳(きたとったべつだけ)

北日高の中心部を成す標高1912mの山ですが周囲に圧倒され、単独で登るのではなく幌尻岳ほろしりだけと尾根続きで両山を同時に登る登山家が多いといいます。
巨大な幌尻岳とは対照的に、すっきりととがったピラミッド型が特徴です。
七ツ沼カール、北カールに加え、戸蔦別川上部にA、Bの2つのカールを持ちます。これらのカールは、2度の氷河期を経て形成されたものだといいます。

山の名は、戸蔦別岳の北にあるところから付けられました。