海向山(かいこうざん)

渡島半島の東南端で太平洋に突き出すように位置する活火山恵山とその外輪山の最高峰が標高569.4mの海向山です。

二重式火山で、外輪山は海向山や椴山などからなり、中央火口丘は外輪山の東縁に位置します。このピークが恵山頂上で、その西方に爆裂火口を開き、硫気孔から活発な噴気活動を続けています。
 
山名の由来は、アイヌ語の「エシャニノボリ(岬の上の山)、エサン(岬)、イエサンヌプリ(溶岩を吹き出している山)」などの諸説あります。