ウェンシリ岳

北見山地中央部に位置する山で、毛鐘尻山(けがねしりやま)からウエンシリ岳を経て天塩岳に至る尾根は、北見山地の脊梁部を形成しており、天塩岳道立自然公園北部を占める山地の最高峰です。
西興部、下川、滝ノ上3町村にまたがっています。

ウェン・シリはアイヌ語で「悪い山・険悪な山」を意味し、急峻で岩場が多く厳しい山です。氷のトンネルの沢上部の崖から名付けられたという説もあります。同じ地名が十勝にもあり、川縁の大きな崖を指しています。

「氷のトンネル」と呼ばれる名所がありますが、最近は通行禁止になっています。