英嶺山 (えいれいざん)

羅臼町の市街地北方に広がる標高520.9mの山です。地元の羅臼山岳会が2004年に登山道を開き、登ることができるようになりました。

景色は素晴らしく、知床連峰がずらりと並び、背後には国後島が海に浮かびます。厳しい山々が多い知床半島においては、比較的手軽にのぞむことができる山といえます。

山の名は、かつて戦没者慰霊碑の奥に聳えていたので、英霊山から英嶺山にしたといいます。

「知床羅臼ビジターセンター」からは下記のような案内があります。

羅臼の英嶺山は町中から簡単にアクセスできて軽登山にもってこいのとても良いお山です。登山口は高台にある「知床未来中学校」の奥。入山時はヒグマ避けの電気牧柵を自ら開閉します。なんとも知床らしいでしょ。電線に触れてシビレないよう、この先ヒグマに出逢わないよう緊張の儀式。