ニセイカウシュッペ山(ニセイカウシュッペやま)

上川郡上川町にある標高1,883 mの山で、アイヌ語のニセイ・カ・ウㇱ・ペ(nisey-ka-us-pe)は「断崖絶壁の上にある山」という意味です。

層雲峡ロープウェイから渓谷を対峙して見上げると、断崖絶壁の上に荒々しく大槍、小槍の岩峰稜線が山容を広げたアイヌ語そのものの山。

日本国内では、国後島の爺爺岳(1,822 m)を含め、ニセイカウシュッペ山より北に、それより高い地点はありません。