知床硫黄山(しれとこいおうざん)

羅臼町と斜里町にまたがる知床国立公園の知床半島に位置する活火山。山頂部は斜里町に属していて、標高は1,562.5mです。

知床半島は付け根から先端までの距離は60キロほどあります。
半島ですから山脈の連なりで、網走の天都山からは一定の高度を描いた稜線で見ることができます。最後にオホーツク海に滑り落ちていきます。
中央部分に最高峰の羅臼岳があり、締めくくりが知床硫黄山です。

単に硫黄山(イワゥヌプリ)と呼ばれますが、近隣の弟子屈町にも硫黄山(アトサヌプリ)があるため、区別するために知床硫黄山と呼ばれます。
山麓には集落はなく、海岸線にわずかな番屋、カムイワッカ湯の滝などの観光地があるのみです。