滝川市から石狩川を渡ったところに、新十津川という町があります。
今年の5月7日に廃線・廃駅となった「新十津川駅」は、日本一早い最終列車の出る駅として知られていました。

この町は奈良県十津川村の人たちが移住して作られた町です。
明治22年の集中豪雨で村を失い北海道に渡ってきました。NHKの「新十津川物語」を観た人もいるでしょう。

十津川村の歴史は古く古事記からはじまります。
今なお日本の秘境といわれる十津川村の歴史を紐解きながら新十津川村ができるまでを連載で書いていきます。
プロフィールのコーナーに入れますが、私の父が十津川村の出身だったからです。